常に同じ良品を作り続けるためには | 株式会社 賀陽技研
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常に同じ良品を作り続けるためには

2020年03月23日

この前、テレビを見てますと、アーチェリーの選手が出てまして、ちっちゃい16センチのCDぐらいの的を射るんですけど、何回やっても全てその的に矢が入るんですね。

ポイントは同じフォームになるように何回も何回も日々、練習しているということなんです。で、時間の違う3枚のVTRを重ねてやると、ほんとにぴったりと一枚の絵のように動いて矢を射るという状態で、「いやぁすごいなぁ」と思ったんですけど、そのとき同じ事をずっとやり続けるという意味で言えば、私たちの仕事も同じじゃないかと思いました。良い物、良品をずっと作り続けるということが繋がると思ったんですね、

 

ずっと同じ良い物を作り続けることを私たちができるかどうか。どうすればできるかということを考えてみたんですが、やはり何十人もいればそう簡単にはいきません。で、簡単にいかないから、会社の中でいろんなルールがあったりとか、それからやり方、決め事や手順とかがあったりすると思うんです。

そういった手順やルールを守っていくとき、やっぱり口頭ベースだと、人によりそれぞれ違うことを言ったり、同じ人でもこの前言ってたことと違うとかね、やっぱり起こるんですよ。

それと手順書。そういった物がわかりやすく書かれていないと、間違えて違うことをやってしまう。または、その通りやるとトラブルが起きてしまうので、あえて手順書を無視してやってしまう。やむを得ずそういった行動を取ってしまうんですよね。

結局、ルール的な物の文書がきちっと作り込めていないと、ルールを守ることすらできなくなり、結局トラブルだらけになり、いらん仕事がいっぱい増え、会社が非常に困ってしまうんです。

 

そこで、そういったルールとか手順がきちっと作れているか、守られているかはどこで見るのかというと、それは社内パトロールであり、それからISOでいう内部監査とかになってきます。

ウチでは社内パトロール、1週間に1ぺん必ずやるようになってますので、手順書と実際の動きに間違いがないか。それからルールがきちっと守られているか。というのを重点的に見て欲しいのです。

そういった日々、ルールや手順書どおりに同じ良品を作り続けるという事、そこに注力を置いて仕事をしてみると、どんどんいい物しか作れない会社に生まれ変わっていくのではないでしょうか。

 

そういうことでですね、皆さん、これからきちっとした文書作成と文書通りに動いて間違いが無いようにできるかどうか、手順書のね、見直しなども含めて、常に習慣的に同じ良い物を作る会社に生まれ変わって行きましょう!