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平松 稔の“ひと捻り半”

2012年グーグルの「プロジェクトアリストテレス」の結果から、「心理的安全性」と言う言葉が聞かれるようになりました。

当初は生産性を上げる要素として語られる事が多かったと記憶しています。そして最近では労働環境のひとつとして語られる事も増えたように感じます。

じつは先日、知り合いのご子息が、大学卒業から1年半努めた会社を退社しました。入社早々、必要以上の厳しい言葉により萎縮していまい、最終的に耐えられなくなったそうです。本人は「新人だから仕方ないけど…」と言っていたそうですが、その内容を聞くと怒鳴るなど完全なパワハラでした。県内では名が知れた企業なのですが、「いまどき、そんな会社があるのか」と驚いたものです。ひょっとしたら中小企業の方が社員想いなのかもしれませんね。

当社、人口1万人の山の中にあります。新卒採用は難しい。だから新入社員は本当の宝なのです。だからこそ心理的安全性の確保をみんなで目指していきましょう。

社長より

 

心理的安全性について
※https://news.yahoo.co.jp/byline/sowatoshimitsu/20210306-00225057
※もしくは当社のフェイスブックページの投稿欄にて

2021年09月03日 |

今年3月に経産省のワーキンググループに、ゲストとして地方の中小企業の立場で参加しました。

正規メンバーは産官学から若手77名。テーマは「2050年カーボンニュートラル」。数ヶ月にわたり議論された終盤での参加でした。若手77名は、さらに複数の小グループに分かれ、それぞれ別テーマで議論しており、私は今までの内容を聴き、私の見解をお話し議論するという役割でした。

6月にはその報告書がまとめられ経産省のHPに発表されています。また政府が発表した「カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」にも盛り込まれているそうです。

2050年。今30歳の人も60歳を迎えます。その子その孫までが安心して暮らせる世の中を残すために今何をするべきか?バブル期に青春を過ごした中小企業の親父にとって、商売のネタか他人事と思っていたカーボンニュートラル。新しい世代の真剣な議論に非常に感銘を受けたすばらしい時間でした。

社長より

 

※カーボンニュートラルとは

20201026日、第203回臨時国会の所信表明演説において、菅義偉内閣総理大臣は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする()、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言しました。

※「排出を全体としてゼロ」とは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量から、森林などによる吸収量を差し引いた、実質ゼロを意味しています。

2021年08月24日 |

仕事をしていて、何が嬉しいかっていうと、人に頼りにされることぐらい嬉しいことはないと思います。それが上場企業の開発部からの依頼だというと、技術者冥利に尽きるってものです。

昔、もうかれこれ十五年以上前の事になりますが、プレス加工の専門家としてEV車の板金部品について意見を求められたり試作品を作ったりしていました。
それがいつしか日本初、本格量産の電気自動車の部品となり、時を超え今では当社の主力製品となっています。

そういった例は他にもいくつもありますが、失敗事例も持っています。こちらも上場企業の開発部の依頼でしたが、残念なことに半年たっても結果が出なかったのです。
そのとき、お金は要らないといったのですが、それでもと半分出して下さいました。申し訳なさと感謝が入り混じる複雑な気持ちでした。

仕事人としての人生、山あり谷あり、実に楽しい。社員の皆さん、学びと感謝の心を失わず、今後も仕事を楽しんで行きましょう。

社長より

2021年08月01日 |

明けましておめでとうございます。

令和三年   丑年

昨年は世界的な混乱が起こった年であり、ここで新しい年を迎える事ができたことは、ひときわ感慨深いものを感じます。 一日もはやくこのコロナ禍が収まる事を願ってやみません。

私は歴史番組が好きで、休日は予約したビデオをよく見ています。

 戦国時代、アジアを次々と植民地にしてきた某国の次のターゲットは日本でした。その先は中国です。日本を傀儡国家にし、武士による中国侵略のシナリオがあったそうです。織田政権では、その傀儡政権にはならないとして、本能寺の変を影で操ったという説もあります。そうした時代の転換期には技術や文明の変革も同時に起こることが多いようです。戦国時代では、鉄砲の国内生産で技術力の進歩、貨幣経済の発展で、商人が力をつけてきました。明治の転換期でも様々な技術や文明の変革があったことを私たちは知っています。

ところで、今は転換期だという人がいます。二〇〇八年のリーマンショックからはじまり、コロナが最後の引き金を引いたと私は思ってます。資本主義の終焉もささやかれており、奇しくも令和六年、明治経済の時代を作った渋沢栄一が新紙幣として登場します。私たちも渋沢栄一にあやかり、力を合わせこの時代を乗りこなしていきましょう。

社長 平松稔

2021年03月22日 |

この前、テレビを見てますと、アーチェリーの選手が出てまして、ちっちゃい16センチのCDぐらいの的を射るんですけど、何回やっても全てその的に矢が入るんですね。

ポイントは同じフォームになるように何回も何回も日々、練習しているということなんです。で、時間の違う3枚のVTRを重ねてやると、ほんとにぴったりと一枚の絵のように動いて矢を射るという状態で、「いやぁすごいなぁ」と思ったんですけど、そのとき同じ事をずっとやり続けるという意味で言えば、私たちの仕事も同じじゃないかと思いました。良い物、良品をずっと作り続けるということが繋がると思ったんですね、

 

ずっと同じ良い物を作り続けることを私たちができるかどうか。どうすればできるかということを考えてみたんですが、やはり何十人もいればそう簡単にはいきません。で、簡単にいかないから、会社の中でいろんなルールがあったりとか、それからやり方、決め事や手順とかがあったりすると思うんです。

そういった手順やルールを守っていくとき、やっぱり口頭ベースだと、人によりそれぞれ違うことを言ったり、同じ人でもこの前言ってたことと違うとかね、やっぱり起こるんですよ。

それと手順書。そういった物がわかりやすく書かれていないと、間違えて違うことをやってしまう。または、その通りやるとトラブルが起きてしまうので、あえて手順書を無視してやってしまう。やむを得ずそういった行動を取ってしまうんですよね。

結局、ルール的な物の文書がきちっと作り込めていないと、ルールを守ることすらできなくなり、結局トラブルだらけになり、いらん仕事がいっぱい増え、会社が非常に困ってしまうんです。

 

そこで、そういったルールとか手順がきちっと作れているか、守られているかはどこで見るのかというと、それは社内パトロールであり、それからISOでいう内部監査とかになってきます。

ウチでは社内パトロール、1週間に1ぺん必ずやるようになってますので、手順書と実際の動きに間違いがないか。それからルールがきちっと守られているか。というのを重点的に見て欲しいのです。

そういった日々、ルールや手順書どおりに同じ良品を作り続けるという事、そこに注力を置いて仕事をしてみると、どんどんいい物しか作れない会社に生まれ変わっていくのではないでしょうか。

 

そういうことでですね、皆さん、これからきちっとした文書作成と文書通りに動いて間違いが無いようにできるかどうか、手順書のね、見直しなども含めて、常に習慣的に同じ良い物を作る会社に生まれ変わって行きましょう!

2020年03月23日 |

今日は、QCDについての話をさせてもらおうと思います。

Qというのがクオリティで、Cがコストです。そしてDがデリバリーです。日本語で言いますと、Qが品質で、Cが価格です。そしてDが納品、納期通りに納品すると言うことになります。それらの中で何が一番大切かといいますと、それぞれ本当に重要なのですが、私が思うに、それはもう間違いなくQです。QCDのうちの一番上に出てきますQですね。ですからつまり品質です。なぜ品質が一番重要なのかという話は、また機会があればお話させてもらいますが、今日のところは時間の都合もあり、端折らせてもらいます。

 

品質の問題が発生してしまったとき、社長としての願いがあります。「どうすればこの問題を解決することができるのか?」本当に皆さんには、そういた視点を持っていただきたいと思っています。

とくに頑張っていただきたいのは製造現場の方々ですね。QとD。コストの方はお金の面も関わってくるので今回は、ちょっと横に置いときます。

品質管理と生産管理。この役割分担をきっちりするべきだと思うんですね。小さな組織だと、どうしても一人のひとが同時に関わろうとしますが、とても肝心なところなので、ここはきっちりと役割分担をしていき、それぞれの責任分野を一生懸命やりきるようにしたらもっと良くなる。もちろん小さな組織なので、曖昧な部分も多少あって良いとは思いますが。

 

その役割分担の中で、一番重要な品質管理に注目して行きますと、とくに頑張って欲しいのが整理整頓。5Sの中の整理整頓です。

整理整頓が行き届いていない工場というのは、どう考えても不良は出続けます。

一度不良が出たら、その後も出続けて、それがなかなか止まらない。そういう傾向がある会社はまず間違いなく、2S、整理整頓ができていないのが一番の理由じゃないかと私は、思っております。ですから、まずは品管担当者が率先垂範で「整理整頓なら俺に任せろ!」ぐらいのね、気概性を持ってやってみたらどうかなと思います。

 

そしてその姿を見て、周りの人も協力したくなり、全社で整理整頓していくという流れができ、その結果として、不良発生がなくなれば本当に素晴らしい。

そして最終的には、「賀陽技研の工場は素晴らしいなぁ。ウチから賀陽技研にちょっと派遣するから、工場見学させてくれー」とかね、他社から言ってもらえるような、一流の工場になってきたら、本当に素晴らしい事だと思います。

ですから皆さん、力を合わせて、協力し合って、声を掛け合い励まし合って、そんな素晴らしい工場を目指していきましょう!

2020年03月17日 |