量産プレス加工について | 株式会社 賀陽技研

量産プレス加工について

―金属の板を 切る、曲げる、潰す、突き出す、絞る。

私たち賀陽技研は、前身となった富士電機工業が始まった昭和48年から今まで様々な材質の金属と向き合い続けてきました。
当初は、小さな小豆サイズの製品から始まり、現在では両手のひらを超えるサイズの大きい製品まで対応しています。
25トンプレスから、300トンまでの多彩なプレス機械を駆使して、製品を製造しています。

プレス加工についての詳しい解説は、こちらのページにてどうぞ。
110tプレス機

賀陽技研の扱う材料

純銅

主に電気を通すための「ブスバー/バスバー」と呼ばれる部品に使われる材料です。 弊社は主に、純銅と呼ばれる材料の中でもタフピッチ銅(C1100)と無酸素銅(C1020)を材料とする製品を長く取り扱ってきました。 プレス加工に使われる材料の中でも銅は変色しやすく、更には鉄やアルミに比べてとても柔らかく、変形しやすいため、取り扱いには注意が必要です。

アルミ

アルミ材料は放熱板・ヒートシンク部品の他、、近年ではバスバー部品に扱われることも増えてきた材料になります。
銅ほどではないものの、とても柔らかく、表面に傷がつきやすい材料です。
また、アルミはその材料特性の関係上、曲げ加工の際に割れが発生しやすい材料の為、それらの考慮も必要になります。

鉄鋼・高張力鋼板

プレス加工でよく取り扱われる、一般的な鉄鋼製品も取り扱っています。
また、通常の鋼板の他にも、自動車部品など強度が求められる部品に使用される高張力鋼板(ハイテン材)の加工経験もあり、問題なく対応が可能です。

ステンレス鋼・バネ鋼

ステンレスは、強度や耐熱性が高く、様々な場所で使用されている材料です。
しかし、その高い強度により、加工が難しいことでも有名です。
ステンレスの中でも「バネ鋼」と呼ばれる材料に関しては、板バネなどに使われる材料の為、一般的に曲げ加工がとても難しいと言われています。
弊社では、長年の経験によりそれらの課題をクリアし、ステンレスのプレス加工も対応可能です。

他、対応可能材料

  • ・リン青銅
  • ・真鍮
  • ・メッキ鋼板

プレス加工”+α”のご対応

プレス加工だけでなく、お客様のニーズに応えるために”+α”の加工もご対応させていただきます。

溶接加工

スポット溶接機により、ボルトやナットの溶接をはじめ
製品同士の溶接に関してもご対応させていただきます。

3価クロメートメッキ処理

プレス加工品は、金属の宿命として錆びてしまう材質が多くあります。その解決方法として「めっき」や「塗装」等の表面処理を施します。
弊社では、グループ内に「山陽メッキ工業所」を抱え、プレスから一貫したメッキ処理をお受けすることが出来ます。 詳しくはこちらをご覧ください。

製作・加工実績

弊社が今まで納品させていただいた製品の一部を展示しています。 詳しくはこちらのページにてどうぞ。

賀陽技研ができること

設計から納入までの一貫体制で、貴社のニーズにすばやく柔軟に応えます。
金属加工は、確かな「技術」と「設備」の賀陽技研にお任せください!