明けましておめでとうございます。
令和三年 丑年
昨年は世界的な混乱が起こった年であり、ここで新しい年を迎える事ができたことは、ひときわ感慨深いものを感じます。 一日もはやくこのコロナ禍が収まる事を願ってやみません。
私は歴史番組が好きで、休日は予約したビデオをよく見ています。
戦国時代、アジアを次々と植民地にしてきた某国の次のターゲットは日本でした。その先は中国です。日本を傀儡国家にし、武士による中国侵略のシナリオがあったそうです。織田政権では、その傀儡政権にはならないとして、本能寺の変を影で操ったという説もあります。そうした時代の転換期には技術や文明の変革も同時に起こることが多いようです。戦国時代では、鉄砲の国内生産で技術力の進歩、貨幣経済の発展で、商人が力をつけてきました。明治の転換期でも様々な技術や文明の変革があったことを私たちは知っています。
ところで、今は転換期だという人がいます。二〇〇八年のリーマンショックからはじまり、コロナが最後の引き金を引いたと私は思ってます。資本主義の終焉もささやかれており、奇しくも令和六年、明治経済の時代を作った渋沢栄一が新紙幣として登場します。私たちも渋沢栄一にあやかり、力を合わせこの時代を乗りこなしていきましょう。
社長 平松稔