ISO9001取得、高品質を目指して
昭和48年から創業し、硬い金属と向き合い、切る、曲げる、穴を空けること50年余り。小さなモノは小豆くらいから、大きなモノはメロンぐらいの大きさの金属プレス製品の製作に取り組んで来ました。
2006年10月16日には、ISO9001取得といった大きな進化の流れもありました。 ISOを取得することによって、賀陽技研のプレス品の品質も格段にレベルアップするとともに大きな信頼を獲得。お取り引き先も数も増えました。
多彩な設備での生産
端子やシールドカバーの様な小さな製品から、板厚4㎜以上の厚く、大きな製品までご対応可能です。お気軽にご連絡ください
金属プレス加工方法について
自動成形(順送型加工)

当社では、メッキをした板厚1ミリのコイル材から自動で、抜き、曲げ、ビード、リブを一つの金型の中で加工し金型台から出てきた時には、左の写真のような製品を作ることが出来ます。こうした順送金型を作るのを得意としています。
プレス曲げ(曲げ加工)

曲げ加工とは、金属の平板を金型により曲げる加工です。薄い金属の曲げ加工は精度が厳しい場合が多く、規格通りの寸法にすることは非常に難しいです。
左の写真は板厚0.1ミリのステンレスの薄板を曲げ加工したものです。直角に曲げるだけでなく、様々な角度に加工できます。また、鉄や銅などの様々な材料での加工もできます。
当社では、小さなプレス製品(長さ10mm巾3mm、材質 真鍮板C2680、板厚0.5mm、公差が±0.1)や、およそ手の平サイズの曲げ製品(厚さ4.5mmのSPHC ※1 )のプレス加工からプレス金型の製作を得意としています。
※1 SPHC … 熱間圧延鋼鈑
プレス穴開け(抜き加工)

厚さ1.0mmのSPCC ※1 に、
① ピッチ1.7mm間隔でφ1.1の穴を同時に352個を開ける加工
② 厚さ4.5mmのSPHC ※2 に直径約25mmの穴を開ける加工
③ 2mmの銅板に1mmの小穴を開ける加工
をしています。
※1 SPCC … 冷延鋼鈑 / ※2 SPHC … 熱間圧延鋼鈑
リブ・ビード

平板のプレス加工では、強度不足になる箇所ができることがあります。強度不足の恐れがある箇所にリブ加工やビード加工(ひも出し加工)で強度増加させる必要があります。
リブ加工とは曲げた部分、ビード加工とは平板部分の補強加工です。リブやビードの深さによって、周りの部分が引っ張られるため、難しい加工になります。細かい作業ですが、適正な強度を得るために必要な工程となります。
当社では、薄い金属板のプレス加工をメインで行ってきているため、このような特殊加工と得意としています。
絞り加工

絞り加工とは金属板成形法の中の1つで、一枚の金属の薄板から円筒・角筒・円すいなど、さまざまな形状の底付容器を作る加工法のことを言います。成形された製品につなぎ目の無いことが特徴です。
プレス加工でもっとも難しいとされる加工方法で、金型、機械、加工条件などのバランスがうまく合ってこそ、しわやひずみ、割れ、クラックの無い絞り加工が出来ます。
バーリング

プレス加工部品に下穴をあけ、その縁を成形加工(フランジ加工)する工程で、製品によっては、その縁にバリがないようにすることが求められることもあります。いかに板が割れることなくバーリングできるかが重要です。
当社にはそのノウハウが詰まっています。
圧縮加工(刻印)

金属プレス加工品の表面に製品の品番等を刻み付ける加工です。
当社では、3D-CADを駆使し、立体形状への刻印も可能です。
金属プレス加工している材料
お客様のご依頼に合わせて多種多様な材料をご用意しております。

詳しくは、こちらのページでどうぞ
金属プレス加工の「表面処理」もお任せください!
