幼い頃、「犬棒かるた」(犬も歩けば棒に当たる、で始まる江戸版いろはかるた)が好きだったためか、「ことわざ」に昔から関心があり自然と口ずさんでいました。
その中から「下手の考え休むに似たり」(良い考えも浮かばないのに長く考え込むのは時間の無駄ということ)を自分自身への戒めとして、よく使っていました。本来の意味とは違いますが、私の場合は落ち込んでいるときに「考えてもしょうがない」という意味で使っています。
他にも「急がば回れ」(危険を含む近道を行くよりも、安全確実な遠回りを行くほうがかえって得策だということ)もよく出てきます。こちらも実際の意味とは違いますが、焦って心がそわそわしているとき「落ち着け」という意味合いで使っています。
どちらも自己暗示みたいなものですが、自分を客観的に見れるきっかけとなり、心の平安に役立っています。
社長より